大きなリュックが必要なので購入した話
先に言おう。
私は人より荷物が多い。
日常生活でもそうなんだから、旅行も当然。荷物が多い。
でも、誤解がないようにちゃんと言っておくと、使うか使わないかわからないものは持っていってない。
“持っていっているものはすべて使ってる”
要は無駄なものは持っていってない。わけである。
ただ、本当に「それはなくてはダメだったものなのか」と聞かれたら、
答えが難しい。
※世界はそれを“無駄”と呼ぶんだぜ。
でも、旅行中確実に1回は使っているので、必要なかったとは言えないものばかり。
まぁ、その「1回」のために持っていく必要があったのか。ってのは十分議論の必要があるけど。
昨年の8月、人生で最長の休暇を作り約3週間ほどイタリアに行っていたんですが、羽田で預ける時点ですでにスーツケースが25キロ(ちなみにエミレーツのビジネスは45キロまで預けられますが、バッグorスーツケースひとつの大きさのMAXは30kgです)。
完全に頭おかしいやつです。
まぁ、長旅の帰りは結構な頻度で“HEAVY”タグつけられてますが、行きからこの重量は自分史上初で、結構びっくり。
とはいえ、「帰りのほうがワインもチーズもあるのにどうしよう・・・」と、真っ先に考えた自分。改善しようという気がまったくない(笑)。
結局、帰国時は大きなトートバッグにも荷物を詰め、リュックを背負い、荷物を分散させクリア。今回は大量にチョコを買ってないからセーフ。
(一昨年はチョコレートが重すぎて(笑)フィウミチーノでどーでもいいスーツケース買った・・・)
さて、そんなだいぶ荷物持ちの私が、先日海外旅行用に68Lのリュックを購入したお話が今日のお題。
正直、購入した今でも私の約10日間の荷物がここに収まるか、まったく想像もつかない。
そう。連休にまた少し旅に出ようという計画をしており、そのための準備。
あれだけ調べ、実際に試し背負いしまくりしたにもかかわらず、山のプロの店員さんが私に「大丈夫です」と言った。だから大丈夫。一番大きな根拠はそれ。
しかも、此後に及んで「邪魔くさいけど、ゴロゴロ(スーツケース)引いてこうかな・・・」とさえ考えてはじめている自分がいる。
人は不安が自分の許容範囲を超えると、一周回ってスタートに戻る。しっかりしろ自分と言いたい。
************************************************
「大容量のリュックを買うぞ!」
そう決めてから私はバックパッカーの方たちのblogを読み漁り、目的はリュック探しなのに、ブロガーたちの旅紀行に惹かれどんどん脱線。気がついたらスリランカに移住した女性の人生にたどり着いている始末。
結局、結論から言うと、この手のリュック探しは店頭での試し背負いあるのみ。
どんなにネットで調べてもそこに自分の背負うべきリュックの正解はない。
容量が大きくなればなるほど、個人の体型に合ったものを選ぶこと。
私がblogで世界旅行をした末手に入れたアンサーはこれ(笑)。
そして、購入後の私の感想、アドバイスとしては、「お店で正しい背負い方をきちんと教えてもらうこと」。
リュックには正しい背負い方、身体に合っているのかの正解があることを今回始めて知ることとなり、とても勉強になった次第。
腰まわり、背負ったときの背骨とリュックのちょうどいい間隔などは実際に店員さんから教えてもらわなければ一生知ることもなかったし、やはり正しい背負い方で背負うとブランド、シリーズごとに全然違う。
正直びっくりしたし、感動すら覚えたので、興味あるかたはちょっとのぞいて試し背負いさせてもらうことをおすすめします。
好日山荘銀座店のスタッフの皆様、その節はいろいろありがとうございました。
追伸:とはいえ店員さんには、「10日の海外旅行には小さすぎますよ」。と言われたことを最後に載せておきます。