ドラマCDのレコーディング作業

2011年もあとわずかです。
忘年会ラッシュもおちつき、仕事納めまであと数日となりました。
今年の年末は仕事しない方向で考えていたのですが、コミックマーケットというオタクの祭典的なイベント参加が決定したため、31日まで仕事とあいなりました。
ということで、12月29日~30日、東京ビッグサイト企業ブースにてお待ちしております。お時間あるかた、仕事で会場に行かれていらっしゃるかた、ぜひご一報くださいませ!
詳細はこちら→浮雲亭物語オフィシャルサイト

今年もいろいろありましたが、初体験ということで言えば、音楽CDではないレコーディングに立ち会ったことが大きいですね。機材もなにもかも音楽とは違っていて(まず、楽器がない(笑)、アンプもない)、卓も全く違うモノでした。
レコーディング? ではなく“収録”というキーワードだったのも新鮮でした。何度も“レコーディング”って言ってしまって、気まずかったです。クセですね(苦笑)。

余談ですがこの時に使われていた「収録」って単語はもともとテレビ、というか放送業界用語なので、ドラマCDのコンテンツビジネスはアニメ業界から派生した商業なので、業界の慣習も電波に倣っているのでしょうね。いや、あくまでも個人的予測ですが。

この作品を作るにあたり、キャストさんはもちろんですが、スタッフもガチで挑みました。プロ同士でがっぷり四つに組み、雑誌とか広告の手法をたくさん取り入れながら取り組んでいたのですが、正直、この手のファンのかたにその手法が受け入れられるのかの部分は、本当にリリースするまでわかりませんでした。ですので、私たちの中ではとても勉強になりました。中でも今までターゲットとして設定してきた読者層やコンシューマー層とはやはり全く異なるリアクションが得られたことは大きかったです。やはり独特のマーケティング手法があるんですよね。

どの世界にも“プロ”と呼ばれる人たちがいて、その志に触れられるというのは、この仕事をしている醍醐味とも言えるでしょう。
とても印象的だったエピソードとして、キャストのおひとりがおっしゃっていた「自分がしゃべったあとに、この音でくるか? 的な台詞オンチってあるんだよ」。というキーワードは目からウロコでした。
やはり声も、音のひとつ。ピッチ(とは言わないか・・・)も大事な要素なのだなと。いや、こう聞くとあたりまえの要素なのですが、普段意識していない部分ですからね。素人は。またコンテンツの楽しみ方の幅がひとつ増えました。

ということで、いよいよ元旦のリリースを持って、『浮雲亭物語』シリーズも完結です。前述のコミックマーケットで手売もします。よろしく。

※母親に年末CDを手売りすると伝えたら、「そんなに売れてないの?」と心配されました(笑)。
名誉のために言いますが、そんなことはございませんよ。えぇ。