ナンコーさんよぉ~

古きよき……
なんて言葉に縛られて仕事をする気はサラサラないのですが、マインドの部分ではやはり昭和のかほりを漂わせている私です。
昭和のかほり、といいますか、やはり初めての職場の影響は大きいですね。
いいも悪いも。

私たちの時代の編集部は、新人は写真(デジタルでなくフィルムだったので、ポジ、紙焼き)整理から始まり、やはりおつかい。なんといってもコレにつきます。
今と違って電子メールがなかった時代なので、基本通信はアナログ。
人力です。
写真はもちろんラボに取りに行くし、イラストもイラストレーターさん宅へ行くし、、版下だって取りに行く、そして印刷所にだって出張校正に行く(あ、これは今もか?)そういえば、番組写真の類は数えきれないほど各テレビ局へ借りにいったものです(だいたい新人は最初読者ページとか、テレビ情報ページの担当になることが多いので)。

しかし、このおつかいのおかげで、都内の電車、地理にはめっぽう詳しくなり、独り立ちして仕事をするころには不便を感じないまでになっているのです。そのときに思うんですよね。
「あのおつかい“も”無駄じゃなかったんだな」って。

あれからもう十ウン年も経ちましたが、今でも初めて入った編集部のことと、初めて自分の名前が載った雑誌、自分の記事を面白いといってくれたアンケートハガキは、心にしっかりと刻まれています。

なんてことをふとしたきっかけで思い出し、急に「池中玄太80キロ」が観たくなって、BOXを衝動買いしました(笑)。これも新聞社が舞台の話し。主人公と編集長とのやりとりがまたいいんだ。思い切り泣こうと思っています(笑)。