偽物はニセモノ
本物を知る目を養ったり、鑑賞能力が高いことが【すごい】とか【特殊】というくくりに入ってしまう。
ここ数年で確実に日本人の知的教養レベルは低下し、思考能力も低下しているんだろうな。
世の中のさまざまな事柄に関して知らないことがあってもいい、わからなくてもいい。
でも、その人たちのレベルにあわせてこれからもずっと物を作っていくことが到底いいこととは思えない。というのは個人的な意見。
テレビも音楽も、雑誌も、何年も十分すぎるくらい親切にやったでしょ。
そもそも教養レベルのことを知らないことを【恥ずかしい】とは思えない時点で、すでにそういう読者、ユーザーに向けて何かを発信する必要性はあるのだろうか。とすら思う。
でも、残念ながら私はアーティストではないので、求められるもの=万人に分かりやすい方法で物を作る。それが仕事。
アーティスト、一部の人にしか与えられない称号ですが、選らばれた人たちだからこそ、自分の道を信じて表現していってほしいな。