13th……
やっぱりお天気は晴天。
さすがです。
築地本願寺にて、hideさんの13回忌法要に参列。
改めて、制作に関われたことに感謝をしてきました。
本願寺をぐるっと取り囲むファンの人たち。
悲しいとき、つらいとき、この人たちは幾度となくhideさんやhideさんの音楽に支えてもらってきたんだろうな、と思わずにはいられませんでした。
私たちみたいな立場の人間は、仕事をする相手よりも、その先にいる人たちの思いをまず第一に考えることを忘れてはいけないと思うのです。もちろんアーティストやタレントさんの希望もあるでしょうが、ときにはそこと戦ってでも、ファンの人の思いを形にすることも、私たちの仕事であることを、私たちは一生忘れてはいけないんじゃないかと感じています。
個人的なことですが、自分が中学生や高校生のときに感じた、“こうだったらいいのに”を、今、やっと少しずつ形にできるところまで年齢や経験がおいつきました。
限られたお小遣いの中で、大事に大事に買っていたライブのチケットやレコード、音楽雑誌。
この感覚は、時代なんて関係ないと思っています。
だからこそ、1冊1冊、そのときの全力で作ってきました。(まだまだだってトコロはいっぱいあるのは承知)
たぶん編集者ならほとんどの人が、買った人にずっと大事にしてもらえるような、そんなものを作り続けていきたい。そんな思いが根底にはきっとあります。
これからいくついろいろな制作物に関われるかわかりませんが、hideさんというアーティストに出会えたことで私はその思いをさらに強く持つことができました。
hideさん、本当にありがとうございました。