大バカすぎて、最高!
「ハイ・フィデリティ 」「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックが、カイル・ガス(デブとハゲ)と組んだ実在のバンド“テネイシャスD”の結成ネタを元にした、最高に大バカなメタル(ロックドリーム)ムービー(爆)『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』を鑑賞。
子役の子が、ジャック・ブラックにクリソツ。これだけでも見る価値ありです。
さてさて、お話はというと、テネイシャスDの2人がロックスターになるために悪魔のピック(ロックスターはみんな悪魔のピックを使ってるということから)を手に入れるというもの。骨子はシンプルですが、いやぁ、笑いました。アホすぎて。
私は常々、上質(高度)なB級映画を作れる人は優秀な監督さんだと思っているのですが、まさにそんな1本でした。
音楽的なことを言えば、チョイ役でサバスのディオ(本人役)とか、楽器屋のおにぃちゃんにベン・スティラー、よいどれ義足ロックおやじにティム・ロビンス(最初気がつかなかったわー)も出演しています。うーん豪華★
(元ニルヴァーナのデイヴグローブも悪魔役で出ています)
そこに加え、“テネイシャスD”の音楽も、というかギターがウマイんですよー。16のキザミとか(笑)。でもこの2人、メタルやっているのに何故かアコギ2本でプレイしています(笑)。要は「ゆず」的ビジュアル要素で地獄がどうの、悪魔がどうのって絶叫して歌っているわけですよ。この状況もおかしいです。ハイ。
音楽のルーツやそれにまつわるエピソードなどを知っていれば、その分さらに楽しめる映画です。
たとえば悪魔のピックが展示されている部屋の名前が「Guitar to way heaven」だったり。。。
こんなロックなコネタがいっぱいです。
大バカものすぎて、最高!
#そういえば知り合いのblogに、ヴァン・ヘイレンは右手の指が魔力であり、一番ピックを使わない奏法だよなとあって、笑いました。