バイブル
久し振りに「編集王」を一気に読む。
やっぱり前半、要はカンパチが主役の頃がイチバン好きだなぁー。
表現する仕事に就いている人って、みんな熱いと思うんですよ。
そうじゃなければ、続けて行かれないし、結果も残せない。
しかし、趣味ではなく仕事である以上、当然ビジネスなわけで、自分がいいと思っていても、売れると思っていても、意に反する方向のものを世の中に産み出すこともあるわけで・・・・。どこかで何かを抑えなければいけないときがあります。
どんな仕事の人でもみんな同じような問題にぶつかりながら、心が折れながら、それでも“続ける”ことにこだわる。そんな人が、キラキラした何かをつかめるんじゃないかと思う今日この頃。
「編集王」。もう10年以上前の作品なのに、まだ泣けて共感できるって、成長してねーなー。私(笑)。
宮さんみたいな副編いいよなーとか、いまだに投影はカンパチだし。
疎さんみたいに強くなれる人がやっぱり編集長になれるし、なるべき人なんだよなぁ。
私は無理だ。やっぱり仙台さんをあんな風にはできない・・・・。
音楽もマンガも、どれが正解で不正解なんてないけれど、クオリティーと売り上げが比例しない国であることが残念でなりません。
久し振りに読むといいですよ。「編集王」。