瑞々しい若手
良い若手俳優をめっけました。
島根出身の監督が“しまね三部作”として制作した2本目。「うん、何?」を観ました。
とにかく丁寧に作られた作品です。と同時に、主人公の、鉄郎を演じた橋爪遼さんの演技にキラっと光るものを発見しました。
お話そのものは、主人公の鉄郎が高校生最後の夏休みに体験する不思議な(?)体験と恋のお話。不思議体験は島根に伝わる「ヤマタノオロチ伝説」を軸に展開していきます。同級生への淡い恋心、なかなかうまくいなかない恋……リアルな感じです。
また、出雲の風景や歴史、神楽などの伝統芸能など古き良き日本の文化がシーン、ロケーションに含まれており、なんか「白線流し」に似ているなぁと個人的に。
「うん、何?」オフィシャルサイト
映画つながりでもうひと作品。
最近好きな監督、ウェス・アンダーソン氏。今、次回作がもっとも楽しみな監督さんです。
今のところ作品にハズレなしでございます。ヴェンダースやスコセッシが好きならイケると思います。
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」「ダージリン急行」3本とも面白いです。
先日お仕事でお世話になっているYさんも面白かったーとおっしゃっていて、ニヤリとしました。
ほんとYさんの嗅覚には敬礼です。