心のゆらぎを演じる
夕方より「容疑者Xの献身」を。
原作は読んでいるけれど、堤さんがどう演じているか。
をっと、その前に、ネタバレですが、冒頭のニュースシーン。アンカーこそ違ってましたが、JBC、イブニングニュースでした(爆)。
この遊びゴコロはにくい。ディレクターは福山さん演じた洋海でしょうか(笑)?
ってことで、毛もすき、抜き、白髪まじりの堤さん演じる石神はやっぱり石神でした。
さすがだなぁと。
個人的には彼女が石神にお礼を言う場面の電話ボックスでの堤さんの演技がたまらんかった。ささやかな幸せというか・・・。彼女が自分の名字を呼んでいる、自分に話しかけている・・・・そのことをとても幸せに思う感情がグっときたな。石神にとっては彼女との電話の時間は至福のときだったんだろうな。
ま、あとは本当に最後の最後。素晴らしい。
原作に力があっても、脳内ですっかり湯川センセ=福山さん になっているからすんなりでした。
先日刊行された2冊も読了しましたが、「聖女の救済」はまた映画になりそうだなぁ。面白かった。
東野さんは短編だと台詞、「」使いが上手くて、会話で進め、長編だと心情を重視している書き方に思えます。
東野さんの作品は映画にしやすいのかな? 石田さんより映画化多いもんなぁ。なんでだろ。