記録よりも記憶に残る本を
先日購入した書籍をほぼすべて読了。
ほぼというのは「有頂天家族」だけ、もったいぶって少しずつ読んでいるから。
そんな中、また数冊購入。来週、再来週とちょっと仕事で旅に出るので、それ用に。
「のはなし」/伊集院光、「12歳の文学」、「逝年」/石田衣良。
あと、ほぼ賭けで、何かと話題の「埋もれる」を。この「埋もれる」は恋愛大賞を穫ったという1冊なんですが、そういえば永井するみさんのを読んでから全く恋愛小説読んでいないなぁと気がついたため、手にしたもの。
昔から何故か恋愛小説に手が伸びない私なんですが、これってなんでしょうね。活字になると、とたんに興味が薄れていくんですよ。
しかし、漫画だと衒いなく、読めてしまうんですよね。というか、少女漫画で色恋がないものが少ないからなんだけど。
田舎中学・高校時代の私は、大人でオサレな桜沢エリカさんとか岡崎京子さんの漫画にハマりまくってたくせになぁ。と、これを書いてて今思い出したけれど、山田詠美さんは好きだったな。中学時代に読んだ「放課後のキーノート」。装丁もおしゃれで、当時、あの不思議な山田ワールドに完全にヤラれました。余談ですが私は山田作品では「ジェシーの背骨」「風味絶佳」が好きです。
さてさて。話はかわり、都内では桜がきれいです。春ですね。
毎年、このピンク色の空気を見るとなぜかしあわせな気分になります。
市ヶ谷の桜ロードは本当にオススメ。遠くから見てもあのエリアはピンク色の空気がたゆたっていて、私にやさしい時間をくれます。
今年も何かにかこつけて、あそこを車でとおりたいな。
そして、何年越しの桜撮影が決まりました。感無量。