愚痴体質になってしまった自分を改造

友人が先日こんなことをエントリーで書いていました。

そもそも。仕事なのに好きなことしかしたくない!なんてネ。できればそれに越したことはないけど、大半はそうはいかないし

友人はとどのつまり、好きでなくても、そこに好きなところを見つけていくことが大事、楽しいとシメているのですが、私も120%同感です。そもそも好きなことだけしかやらない、やっていける人って限られた人たちだけで、若い頃はそういうのがカッコイイ、ロックだ! とか本気で思っていましたし、やりたくないことをやることは負けだ。的な発想、どっかにありました。でも、そういう初期衝動があったからこそ、今こうしてなりたいと思った職業に就いているわけなので、こういう気持ちを否定はしません。

しかし、そんな風に生きていいのは画家とかミュージシャンとかアーティストだけですよ。そんな風に私に教えてくれたのはデザイナーの友人でした。全くそのとおりです。でも、アーティストだって実際のところ頼まれたりすることもあるだろうし、100%は自分の好きにやっているわけではないと思いますが。

また冒頭の友人は続けて、
【好きにこだわりすぎると視野が狭くなる】

こうも言っているんですが、これも本当にそうだと思う。
基本どんなことでも自分の知らないことを知っていくのはとても楽しいです。そして何度もここで書いていますが、それがこの仕事の醍醐味でもあると感じていますので、案外早い時期から私は、そういう○○しかやりたくない、というようなものは捨てましたね。とりあえずやってみる。それから考えよう。そんな感じですね。
結果、大概楽しいです。

私は人生を楽しむことができるのも才能だ、とこれまたココで何回も書いていますが、仕事も同じですね。
心から信頼している人たちと心のある仕事ができるなら、ガワなんてなんでもいいです。