5分間の上質
ここ数年、この手(1社提供)のミニ番組?(正式名称わからないです)に個人的に刺さる番組が多いです。
古くは「恋ノウタ」、そしてこの春から始まった「夢路」という、ショートムービーをオンエアしている番組などなど。
とりたてて「夢路」の出来がすばらしく……。
ほかの番組よりも明らかに厳しい規制がある企業ものの番組作り、その中でこのクオリティはなぜなのだろうか。と心より制作している人たちすべてに拍手を送りたいです。インタビューしたいなぁ・・・。
「夢路」はデジハイで撮影されている番組なので、映像もとてもキレイ。
そしてなにより、“共感のマジック”をふんだんに盛り込んでいて、ときには胸がキュンとなったり、泣きたくなるほどあったかかったり……。どんなストーリーだろうが最後には「明日もがんばろう」と思えるように作られているのです。※多分裏テーマがコレなのでしょう。
TOYOTAの提供番組なので、必ず車を運転するシーンが出てきますが、このシーンがちっともいやらしくないんです。
作品の中に溶け込んでいるんですよ。というか、自然に作品として成り立っているのです。
企業ものの制作をするようになり、幾度となく無理難題にぶつかってきましたが、こういう作品を見ると、みんながんばってる、これがプロの仕事だ。と、自分の甘さを反省するのです。
日曜夜の5分間。私はそれにプロフェッショナルを見ています。