業界漫画&初恋はレモンの味バンド

わかる人にしかわからない、という太田出版系の漫画です。ちょっとウソ。
何気に好きで、読んでいます。

「カラスヤサトシ」も早く読みたいです。誰か貸して~。

ここ数日、サクラメリーメンばかり聴いています。サクラメリーメンは、ボーカル、ギター、ドラムからなる3ピースバンド。しかも若い!来月には(ようやく)1stアルバムも発売されるようで、ウッホ! ウッホ! と裸ダンスをしたくなるほど、個人的には踊って喜びたい気分です。

彼らの楽曲は、胸キュンでほろ苦いんです。一生懸命やったってうまくいかないことはあるし、スキだけではどうにもならないこともある。たまに昔の彼女を思い出したりなんかして、センチメンタルになってみたりなんかしちゃったりして・・・。そんな感じの音楽をやっています。って、どんな音楽だよっっ! って話。以下は女の子なら共感できるかと思うんですが、男の子と初めてのデートしたとき、スパゲティを注文できなかったときのような、そんな気持ちにタイムスリップできるような、そんな音楽なんです。ますます意味不明です(苦笑)。

ま、それはともかく、どキャッチーなメロディは耳になじみもよく、しかしアレンジは凝りまくり。リズムも面白い。
おまけに歌詞もキラキラしていてまぶしいです。あ、その才能もキラキラしていてまぶしいです!

こんな風に若さを無駄にしていない音楽っていいなぁ。
屈折し、いいきれない不安と世の中への不満などのもやもやを吐き出すことで作品にしているアーティストもいれば、そんな自分の中に渦巻いている感情を客観的にとらえ作品にしているアーティストもいます。
しかし、世の中の若者、みんながみんな創作活動をはじめとするドラマチックにフラストレーションを解放させてあげる場所があるわけでもなし、やはり大半の人は淡々と毎日を過ごしているわけです。屈折と不安と不満を抱きながら――。だからこそ思春期というものは音楽や絵画などに影響を受けやすい時期なんでしょうけれど。

そう考えると私から見たサクラメリーメンは、ただ純粋に、若い男の子誰もがとおりすぎる、期間限定の繊細さを飾らずそのまま解放しているように見えますね。

とにかく聴いてくださいな。きっとここに書いた意味、わかってくださるかと思います。最初の一枚はコレで。