そのとおり!!

ちょっと某ライターさんを探している最中に、TUBEでもおなじみ、大野祥之さんを教えてもらい、blogを発見。そこに実にストレートに、気持ちいいくらいに、私たちの仕事のことを書いてくれていました。

大野さんのblog
http://blog.fuzz.jp/

引用します。2006.2.30より。

ふと気がついてみれば、そんなに個人的なことをたくさん知らない。
たくさんのミュージシャンたちと、数え切れないくらい会っているくせに、そういうことに気がついてしまうと、やはり仕事という大前提があっての知り合いということになってしまうのかもしれない。
 ミュージシャンと友達になれるから音楽ライターになりたい--なぁんていうライター志望の女のコなんかがいたりするけれど、仕事関係の知り合いは、けしてあんたの思う“お友達”ではないんだよね。ただし、一緒になにか仕事をすることで、戦友にもにた感情は生まれてきたりもするけれど、それはそれ。もう一歩踏み込んで、ぜってーに恋人なんかにはなれるわけがない。ま、なれるとしたら、その女性がよっぽど魅力的だったり、よっぽど足の間がゆるかったりする場合がほとんど。
「Pick Up!」より

ここの“仕事という大前提あっての知り合い”という言い表し方、ミュージシャンと、この職業との関係性を表すとても的確な表現かと思います。大野さんが言っているように、一緒にひとつのものを作っていく作業が発生する場合は、確かに同士的な感情は生まれますが、ほんとそれはソレ。※大野さんほんと表現うまいなぁ・・・。
連載なんかで定期的に特定のミュージシャンの人と会うようになると、そのうち仕事以外の話もするようになるけれど、単発もののインタビューでなんか、雑談すら皆無の場合が多いかもしれないですね。撮影がない場合は特に余計な話をする必要性もないですし。

そんなものですよね。>同業者の皆様

大野さんのこのバッサリ感、本当爽快でした。
#blog更新しないのかな(苦笑)。