女の子の大阪弁は鉄板

今日本当久しぶりに心の底から“書きたい!”って思ったことがありましたので、記録しておきます。

それは本日の「ミュージックステーション」。
DREAMS COME TRUE の新曲。「大阪LOVER」についてです。

この楽曲は美和さん作詞作曲のもの。久しぶりですよね?
歌詞の内容はこれぞ、DREAMS COME TRUE という真骨頂。遠距離恋愛の歌なのですが、離れててさみしい的なメロではなく、ポップにまとまっています。

美和さんは、恋愛の話や、好き って気持ちを、普通の女の子がちょっとくすっと笑って「あぁ、わかる」っていう何気ない、日常のエピソードにのせて、“かわいい単語を使って”歌詞を作るのがものすごく上手。
あと美和さんの歌詞の最大の特徴、1フレーズずつ時系列で歌詞が進んでいくことですね。

それは決して生活感がどっぷり出てるってことじゃなくて、かといってオシャレに綴っているわけでもない。
槙原さんほどの切実さやノスタルジーもない。本当にこのバランス感覚は天才的だと思っています。

しかしまぁ。今回の新曲。なんでしょうね。あのかわいさ!
個人的に刺さった歌詞は以下の部分。


「もうこっち来いや」って言って あぁ!!! 催促してしもたやないの


「大阪LOVER」/DREAMS COME TRUE

確信犯ですね。
女の子のツボをわかってる。

他にも“連れ”とか大サビ前のもりあがり部分で、ものすごくわかりやすい大阪のキーワード“大阪のおばちゃん”“通天閣”などを埋め込む手法もお見事というしかないです。
一番印象強く表現したいフレーズの前にこういうわかりやすい単語を持ってきて、Aメロに日常会話を盛り込んでいるところが、小手先だけの、語尾だけを大阪弁にしたという歌詞ではないのがわかるんですよね。
(イントロやコーラス部分で、テレビでは聞き取りにくいんですが、最後“スキあんた”って言っているのなら、天才的。あんたって表現は標準語では乱暴に聞こえるんですけれど、大阪弁ではデフォルトですものね)

本当にかわいくて、これはDREAMS COME TRUE にしか歌えないし、DREAMS COME TRUE が歌うためにある曲ですね。
いや、美和ちゃん(あえてこう書かせてください)が歌うからの意味のある曲。

やっぱりそんな曲を作れるアーティスト――。偉大すぎます。

今からワンダーランドが楽しみです。

#明日、レコード屋さんから「大阪LOVER」がなくなりますね(苦笑)。きっと。いや、たぶん。

##USJのCMのあの部分はやっぱり、USJで聴けるの?!