「CONTINUE」にみる情報価値

買ったままの雑誌、書籍、文庫が部屋に散在しており、掃除をしなくては、と思う今日このごろ。
あたりまえですが先日の「おいしい話」もまだ半分も読めていません。

さて、今日はおきにいりの雑誌の話でも・・・。
太田出版が出している「hon-nin」「CONTINUE」という雑誌、大好きなんです。
「CONTINUE」は判形も、紙のスペックも好み。※昔の「dictionary」に思いを馳せます。
こういうカルチャー・サブカル(というくくりにしていいのか?)系雑誌は、太田出版のお家芸でもあるので、とても楽しいです。あ、そういえば「QUICK JAPAN」もありました。
何気に私が好きな雑誌、太田出版率高いですね。

こういう「知ってる人は知っているけれど、知らない人は知らない」「教えたいけれど、教えたくない、でもスッゲー仲いいやつには絶対に教えたい」(byKREVAさん) 系な情報価値って、世の中的にどうなんでしょうか。
努力なくして知識は得られないわけですし、誰かと知り合うことですべての情報を網羅することもできない。

知らない人はずっと知らないまま。

つい最近まで、私はそれを「もったいない」と思っており、その情報の伝達行為をするのが、私たちの役目かも、と認識していましたし、仕事に対しての意識は変わりませんが、個人的には「知らない人はずっと知らないままでいいんじゃん」と思考が変わりました。

上記内容と重複しますが、個人的趣味分野の情報もそうですが、今の世の中、まず自分で調べる、借りる、などの行為は、昔より簡単なはず。インターネットが普及する前は、資料を買う、図書館に行く、詳しい人に教えてもらう、という行為があったわけです(いや、今でも私はこちら派が圧倒的)。
時代がかわり、私たちのまわりにはありとあらゆる情報があふれ、たいがいの情報、粗調べ資料は、webサイトから得られることが多くなりました。便利な世の中です。

わからないことがあればまず、検索窓にキーワードを入れ、ボタン押下。

このネット上の行為がここ数年、オフライン、人に対して大量に発生しすぎです。
その人の持つ情報は、その人が長い年月をかけて蓄積したデータベースであり宝。
誰でも最初から知っていたものなど1つもないのです。

ネットがもたらしたこの便利さは、弊害(個人的に)もあり、その主たるひとつが情報のもつ価値を下げたことだと私は思っています。

そんなことを、この手のカルチャー誌を読むたびに考えています。
それは私が編集者だからかもしれませんが、たとえば「CONTINUE」、1冊950円なのですが、ここに掲載されている情報をすべてまとめて、1冊にしてください。ギャラは950円。
仕事として受けるわけありません。

そう考えると安いのです。
情報に対して対価を払う。私の中ではあたりまえの行為です。
もちろん、能力や才能、手間にも当然対価が発生します。

今一度いろいろな人に考えてほしいなぁ、などと思う今日です。

ということで、GQ3月号が面白い。お世話になっているスマッシュの日高さんのインタビューが。 
「GQ JAPAN」これもまたよい雑誌です(特集によりますが)。この情報&パッケージ価格、580円なり。やっぱり安い!