4ちゃんねるに見るキャスティング術
WEBダ・ヴィンチで連載されている「4ちゃんねる」が面白いのです。
連載が始まったとき、このキャスティングにも、震えを覚えましたけれど、こういう、細かいところに神様っているんですよねぇ。ここにみうらじゅんさんとか河原雅彦さんが入ってていても、違和感ないかも・・・・なんて当初は思いましたけれど、やっぱりちょっと違う。このさじ加減は本当にすばらしいなぁ。
※このキャスティングって、「TVBros」でもいけそうだし、というか、キャスティングがBrosでしょ?(笑)
最高よね。
掟ポルシェさんって誰やねん。って連載当初思っておりましたが、なかなか面白い文章書くため、悔しいけれど、たまに笑ってしまう。アベレージはまだまだです。けれど、キライと言い切れない自分がいて、これまた悔しい・・・。
そこへいくと、やっぱり水道橋博士とか、大槻ケンヂさんとかは安定感あるなぁ。と。
キャスティングされている人は、サブカル路線では一目置かれているようなかたばかり(掟ポルシェ氏は知らないけれど)で、内容といえば、そのかたがたが、エッセイ風に時事ネタを切り取ったり、身の回りのことをおもしろおかしく書いているというだけ。
どこにでもあるし、誰しもが考える企画であるけれど、この連載はキャスティングが秀逸すぎるのです。
水道橋博士、大槻さんは定番ですから、“ここってこいうページですよー”と読者に理解させるにはもってこい。
そこに掟さんが入り、吉田豪さんでトメる。これだけで、こうも違うのかと、ひたすら感心ひとしきりなのです。
「誰やねん」
そういう人こそ、本当にお宝なのよ・・・。理解してほしいなぁ。
そして、私はこういうサブカル、アングラに生息されている人たちが、本当に大好きで、大リスペクト!
細かすぎるネタのひとつひとつに、愛を感じています。
やはりここでも【細部にこそ神様が宿る】精神をひしひしと感じております。
あ、私も好きです。マキタスポーツ。