ギリギリまで笑っていよう
録画したまま見ていなかった「ユウキ」という、ドラマを見ました。
このドラマは、2001年12月に23歳の若さでこの世を去った三田雄基さんの半生を描いた『ユウキ 世界で8番目のたたかいに勝った男の物語』(岸川悦子作 ポプラ社刊)を元に制作されたドラマ。ドラマの主人公は、頭蓋骨の一部が溶けていくという極めて珍しい病気に取り付かれた若者。(日本テレビサイトより)
ワーホリでの出会いとか、交流の描き方は上手だったなぁ。と。
東京に戻ってきてからのそれぞれの生活もリアルでした。
ドラマのクオリティに関してはさておきまして、世の中にはここまで強く生きられる人がいるものだなぁ。と素直に感じました。
夢半ばにして人生の絶望を見たユウキ。彼の心の中の本当の本当はどうだったんだろう。
いまいち【死】を実感できないまま、最期を迎えてしまったのかな。
原作を読んでいないので、読んでみようかと思っています。
ドラマからでは、分かりやすくするために、明るい主人公しか描かれていなかったので。
私は過去に1度、自分のとても大切な人を失いかけたことがあります。
そのときは「どうしてあのとき○○しなかったんだろう」と後悔ばかりしていました。
間違いなく、この件以降、私は人への接し方が変わりました。
もう2度と大切な人を失いたくないし、後悔もしたくないからです。
感情を出さずクールに振舞うことは確かに格好いいですが、それでは相手には伝わらない。
キモチは言葉に出して伝えないと。
文字にして届けないと。
日常に慣れすぎて、明日が当たりまえにくると思ってしまいがちですが、そんなことはないのです。
言いたくても、伝えたくても、その相手が存在しなければ、すべて意味がないこと。
私もギリギリまで笑って生きていきたい。