師走

遂に今年もあと1ヵ月を切りましたね。
いろいろな意味で、大変な1年でした。
やっぱり厄とか関係あるのかな。
また来年もガッツリお払いしてきます!

2005年。
最近ふと、10年前の自分を思うときがあります。
間違いなく、今よりもガツガツしていたと思うし、遊んでいたと思います。
そう思いおこし、ここ数年の自分のフットワークの重さをとても反省しているのですが……。
そして、今日、とある制作物についての感想をKさんよりいただいたのですが、それはそれは、こみあげるものがありました。
某アーティストさんのライターさんに、私の中ではこの人しかいない! って方に原稿を依頼させていただいたのですが、これって編集者としての愛なんですよ。アーティストさんはもちろん、ファンの方への。いいの届けたいって思うし。

そして本日その刷りが届いたので、完成の報告をしたわけなんですが、その返信で、
「その愛、私も受け取りました」
というメールをいただいたのです。

ここ最近、自分たちが作ったものをこんな風に評価される機会がすくなくて、褒められることなんて全然なくなっていたんですが、なんかとても熱いものがありました。
単純ですが、また頑張ろうと、素直に思えます。
その制作中もお約束で徹夜、もろもろいろいろあったんですが、そんなこと、この一言ですっかり忘れました。

よくタレントさんやアーティストさんが
「ファンの方の声援に元気付けられる」
って言うと思うんですが、これは、お約束ではなくて本当ですよ!

これはウソじゃない。

インタビューでこういう発言をされる方多いのですが、私はそこはだけは編集しません。
ここだけは、ウソはない。って信じているから。

私はアーティストでもなんでもないので、同軸で話を進めていくのは非常に恐縮ですが、こんなキモチだけは、フットワークやガッツ以前に、仕事をしている限り持ちつけていきたいと思いますね。
ということで、多分今年最後。このキモチ。そう思って、ログとして残します。

2005年、私はどんな風に生きたか、そして2006年はどう生きるか。
とても大事なことです。