私と白線流し…。

録画していたドラマ「白線流し」を本日鑑賞。

連ドラから10年…。ついに完結しました。

思うところはいろいろあります。
また、今回のSPは今までのSPと違い、連続ドラマからずーーと見ている人にしかわからないつくり(画的、演出)が多数ありました。私としては、ツボでしたが。

このドラマのプロデューサーである本間氏は、
「このドラマは長く続けていきたい。いつか回想シーンを本人たち出演のものでやりたい」といっていました。

そして今回。。。
本間さん、やりましたね。

先述した、連ドラから見ている人にしか…という謎解きも、実はこの回想シーンに少しあったりなんかして、粋な演出でした。

このドラマは、田舎の高校を舞台に、何気ない学生生活の日常を切り取った、本当に普通のドラマでした。
当時、出演者には長瀬くんくらいしか有名な人はいませんでしたし。
#もう忘れてしまいましたが、この枠の裏のほうが数字をとっていたドラマだった気がします。

でも、すばらしくよくできたドラマで、当時、編集者を目指していた学生の私は、“作り手側”から、このドラマをウォッチし続けていました。
正直、SPになってよかったのは、「19の春」、という最初のSPだけで、あとはダメではないのですが、うーーん、という感じが否めませんでしたが。
(ストーリーも演出も)

しかし、こうして今夜完結篇とされるお話を見て、
私の中での「白線流し」も終わりました。
クオリティとかではなく、ひとつの青春が完結した。という感じでしょうか。

10年間、本当によいドラマを見せていただきました。
ありがとうございました。

劇中主人公が言った
「夢がかなったあと、それは日常になる」
みたいな台詞があり、
信本さんの真骨頂のだなぁ。と思いました。

そしてそれが今回のサブタイにもなっていた
“夢見るころを過ぎても”の、最初のフックであり、そのアンサーであり、結論へ到達するまでの伏線だったわけですね。
納得です。

これからもう一度、彼らの高校生からを見るつもりです。
そして、同じところで泣くことでしょう。

#お酒のんで書いているので、メタメタですいません。
もう一度言いますが、今回は、作品のクオリティに関してのコメントではありませんので。
作品について、は、またエントリしたく思います。