やっぱり高野さんはスゴイ!
私の好きな高野寛さんの新しいサイト、ブログです。
やっぱり、こういう発想がミュージシャンにとっては自然な衝動なんだなぁ、と感じます。
思っていることが一緒ってことで、なんかうれしいです。
美談仕立てというか、ミュージシャンが、「ビジネスなんで、今回のシングルは、売れる曲を書きました」と発言することを封印しているフシが日本の音楽業界にはあるのですが、当然ミュージシャンは職業であって、演奏したり、曲を作ることでそこにお金が発生しているわけです。
メーカーが決算時期に近づくと、所属アーティストのベストアルバムなんかがボコっと突然リリースされたりするのは、会社だからですからね。
そう。私たちがお給料をもらっているように、メーカーで働いている人だってお給料をもらっているわけなので。
音楽が好きで、収入と関係なく曲を発表したり、ライブを行ったり、というのはビジネスではなく、趣味なのかもしれない。しかし続けていれば、いつか誰かの心に残ることがあるかもしれない、演奏を好きだと言ってくれる人がいるかもしれない。
最近では、豪邸は立たなくても、毎日生活していける分ほどの収入があれば、無理にメジャーにこだわらなくてもいい、というミュージシャンが多いです。
高野さんだって、これらを1枚にパッケージしたものを発売すれば、それなりに収入は発生するはず。
しかし、たくさんの人に聞いてもらえる、という方法を高野さんは選んだわけです。
音を聞いてよければ、CDを買う、ライブに足を運んでもらえる。という発想なんでしょう。正しいと思います。(ブログにおいてあるのは習作ですが・・・)
狭い宣伝活動で億のお金を使う前に、億の人に聞いてもらえる方法をもっと真剣に考えるべきだと感じて、早5年。
目に見えるサクセスももちろんモチベーションの維持には必要ですが、今一度いろいろな神経を研ぎ澄ます時期が来たのかもしれないですね。
高野さんのこのブログで、改めて感じました。
私も、たくさんの人にこの音楽を聞いてもらいたい。ともっと強く願って原稿を書かねばと思う次第です。
ベストアルバムです。まとめて聞いても秀逸ぞろいです。
好きとか新しい
ごっつたちが、ネットでサイトをVoiceするの?