うーん、嫌いかも。

「anego」をチェキラ。

私はやっぱり、林さんの書く女の子が好きではないですね。
30過ぎの女の話。仕事でもそこそこの地位、どんどん遠のく出会い。
そんなものを軸に、いろいろ話が回っていくのだろうと予想していたんですが、いかにも林さんの世界。
そこにいたのは、バブリーで、つまらない女。
なんていうのかな、中途半端に女、っていうんではなく、「女」なんです。
彼女が書く女性って、いつもこんな感じで同じ。

この時代の、この時間帯にこれはウケないなー、と。
主人公、33歳。バブルギリギリの世代。
今の女子はもっと強くて、たくましい。
そうでなければ、毎日笑っていられないし、精神的にもたない。
それほど、現代社会はシビアです。

間違いなく、週末ゴルフなんかやらないし。
なんかダサイんだよなー。古い。っていうか。
フジの「曲がり角の彼女」「離婚弁護士」に描かれている女子のほうが、ぜんぜん現代。以前の「ドク」のときに感じましたが(設定と主題歌など)、そういうところがフジテレビってうまいなぁ、といつも感激しています。