人の縁って不思議でありがたい。

前号に続き、年配女性向け、ビジネス概論企画ページの制作を進める。
年間企画では、次号は「パーミッションマーケティング」というか、「スロービジネス概論」だったため、監修者はおのずと、阪本さんに。

以前、某社でお世話になっていたので(私は彼のファンでもある)、ご無沙汰しております&お仕事ご依頼メール。
失礼、断られることを承知でアタック。

が、なんと!取材を快く引き受けてくださいました。
感謝です。

阪本さんのお話は本当に面白い。
ものすごくクレバーな人なのに、誰にでもわかりやすく書いたり、説明したりできる人なのです。
だいたい、マーケターとかコーディネーターとか、スーパーバイザーとか、肩書きだけが異様にスマートな響きをお持ちのお方に限って、専門用語バリバリでお話される方が多いように感じます。
それが彼らの唯一の鎧なのでしょうかね?
まぁ、ちょっとそういうミーハーな言葉が好きなクライアントさんなら、コロリとだまされる、いや失礼、入信してしまわれるのでしょうか。

しかし、この専門用語ループで、彼らは、本来の目的であるお金儲けのダーゲットの幅を狭くしていると思うな。もっといろいろな層に貪欲にアプローチしたほうが、収入が増えるのでは? なんて思うわけです。
(ま、もともとセミナーって高いし、そういうところからお金取ろう、って魂胆が見え見えなのですが。。)

少なくとも、知らない人はいいよ。って考え方は、人前で話をしたり、ものを書いたりしている以上、驕りだと私は思う。

そんな中で、阪本さんの公演が好評なのは、当然の事実としてうなづける。
もちろん阪本さんだって、専門誌のインタビューでは「何語ですか?」と聞きたくなるような用語をバリバリ使って話していますがね。

以前、ここのエントリーでも書きましたが、いい書き手は、言葉を作るものです。
「スロービジネス」は某、敏腕編集さんが考えたものですが、原稿のときには“スロー”にかわる言葉を阪本さんは作っておいででした。

久しぶりにお会いすること、楽しみにまつとします。
あぁ、ありがたい話です。
あれあら数年たっていますが、ますますへっぽこな私でごめんない。

誰にでもわかりやすく、しかも面白い原稿を書ける方って、本当に少ないです。特に最近。