田臥勇太 クンにまつわるえとせとら

NIKEのCM「Number」っぽくて格好いい。
「スーパードライ」のCMもよかったが、ストーリーがなかったため、胸キュン度的にはちょいと低め。

まぁ、当然だが、昨日今日のニュースは田臥クンアゲアゲDAY。
しかし、わたしは初出場で。。とかいうことにはあまり興味がない。

日本で初めて、たったひとりだけ。
誰もしていないことを初めてやるとか、たくさんの中から一番なるってことは理屈なんかなく、とんでもなくすごいことのように思う。
不景気の時代に進路を決めなければいけない世代に育った人たちは、自分の好きなことをするという生き方にこだわっている人が多い。いい大学へいって、いい会社に入って働いていくことに意味を見出せないからこそ、だったら好きなことしてやれ。って感覚。
今年のオリンピックでメダルを獲得した若者はほぼ、この世代。
持論だが、景気がいいときに就職した組は、仕事でもそうだが、精神的にも苦しさに弱い人が多い気がする。性格的なこともあるだろうが、それだけのためにコレをしてきた、という経験値が比較的低いかたが多いのは事実。
しかし、田臥クン世代は毎日そのものが試練。自分たちの明日なんてまったくわからない中でただひたすらやりたいことをきわめてきた。
これからこういう人が、たくさん出てくるだろう。

一言で言うとタフな人。

わたしはこういう生き方をしている人がとっても好きだ。
なぜなら、強い精神力を持っているから。
そして激しく嫉妬もする。
絶対超えられないけれど、でも超えたいとも思う。複雑。

昔、バスケ好きの友人に誘われて、彼がトヨタでやってた頃2度ほど試合を見に行ったことがある。
その頃から彼はヒーローだったワケで、いまさらの「田臥、田臥・・」は、バスケ関係者からしたら、「何をいまさら・・」って感じなのかもしれない。

『スラムダンク』読みかえしたくなってきた。花道くん!