お気に召すまま

シェイクスピアの「お気に召すまま」。
今回は出演者が全員男性という、かなり面白い作品でした。
成宮くんも出ているし、見なくちゃね。と思っていたんですが、仕事の都合で1回も見にいけませんでした。

先日も書いたのですが、藤原くんの王子様が、生まれつきの血を感じる王子さまだとしたら、ナリは婿養子にはいって王子様になった。ってところかも。
先天的なものではないんです。

私は、ナリの持っている寂しい感じが大好きで、彼の作品は出来る限り見るようにしています。彼はあの若さで、本当の悲しみと優しさを知っていると思う。
だからこそ優しい演技ができるんだろうし、強い役もできるんだと思う。
こういう人、案外いないんですよ。
堤さんとはまた違ったタイプの俳優さんですが、ナリも何年後かにはものすごい俳優になっているでしょうねぇ。

だからこそ、初主演である「お気に召すまま」は見たかった。
知り合いの感想からだと、まだまだ発声が甘かったらしいけれど、演技はよかったらしい。
この夏の「深呼吸の必要」も、本当によかった。早くDVDでないかな。

ナリから出ている、あの独特な寂しさ、憂いが消えたとき、彼はオトコになるのだろうな。期待しています! 成宮寛貴さん。

余談:そういえば「髑髏城の7人」が映画になるらしい。最近、新感線すごいな。
でも赤ドクロらしい。