野田さんのドキュメント
1月 26th
先日、衆議院議員の野田聖子さんのドキュメンタリーが放送されました。
「私は母になりたかった ~野田聖子 愛するわが子との411日~」
「SKY IS THE LIMIT」
可能性は無限大
野田さんが好きな言葉だそうです。※野田さんのblogより
野田さんは50歳で卵子提供を受け、妊娠→出産
野田さんのお子さん、片手に乗ってしまうぐらいの小さな身体に、聞いたことのない名前の病名がいくつもついていました。さまざまな疾患、病気を産まれながらに抱えた、いわば健常ではない状態。
そして、生まれてすぐに身体が傷だらけになるような、手術を何回もしていて、その治療中にさらに、また別の病気が発覚し・・・。ほんとに素人目では、生きていることが奇跡のような赤ちゃんでした。
これは自然妊娠ではないことや高齢出産など、さまざまな要因があるかと思いますが、今回はこの問題については割愛。
ドキュメントでは野田さんとお子さんを約1年間を追いかけていたものだったので、そこで終わっていましたが、個人的に、この番組からエゴと生命についてとても考えました。
野田さんは番組タイトルにあるように、「母になりたかった」のか否か。
生まれるまえから、大病を患っていることがわかり、それでも出産。
この行為は、親のエゴなのではないのか。
これはきっと私以外の人でも簡単にいきつく思考だと思います。
でも、その考えこそが自分のエゴなのではないか。。。
たったひとつの命。
産まれた子供が健常だろうが障害があろうが、親になるということは、それらさえ瑣末なことといえるほど尊いことなのかもしれません。
以前、教育実習でお世話になった学校の先生が私に教えてくれました。
「障害を持つ子供がいることを恥ずかしいと思っている人は、むしろ健常なお子さんをもつ親御さんだけ」
また、とある聴覚障害を持つ友人はこう言いました。
「聴こう、話そうと思って頑張っているときが一番ツラかった。私は私の人生、聴こえない人生、しゃべれない人生を生きればいいじゃん。と思ったとたん、すごく楽になって、毎日が楽しくなってきた」
大変そうだ。
そう思っている次点で、私は障害をもつかたたちを、自分と同じ目線で見ていないことに、これらの言葉で気付かされました。
今回このドキュメントを観おわって、そのときの感覚と同じものをいだきました。
きっと野田さんのお子さんは、後遺症が残ったとしても、両親を恨むことはないと思います。
ただ、これはあくまでも想像ですが。
少なくとも、自分自身が子供の立場だったら、恨みはしないだろうなと。
実は私も右手の親指の付け根を幼い頃やけどをし、左手と同じように開くことができません。もちろんアザもあります。結構な歳まで母親は私に皮膚移植をしろと、ものすごく勧めましたが、私はあまりその必要性を見いだせず現在に至ります。
確かにピアノを習っているとき、実害はありましたが(頑張ってオクターブがギリ)、それでも運指を工夫したらクリアできる楽曲も多くありました。
母親は私にやけどを負わせたことへの罪悪感がずっとあったのだと思いますが、私自身は全く気にしていませんでした。
やはり、この世に生を受けた以上、最終的には自身が「どう生きていくか」なんだと思います。
多分このドキュメンタリーそのもの、野田さんの生きかたなどには賛否両論あっただろうと思います。
でも、そんなもの、野田さんのお子さんしかわからないでしょう。
なんか、結局こんな感想ですみません(笑)。
SKY IS THE LIMIT. 真輝くんに幸あれ!
Hello! 2012☆
1月 8th
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、昨年のもろもろを踏まえ、自分自身にあえて足枷をつけて、仕事に取り組んでいきたいかなと。
もちろんフットワークは軽いままで。
あとは、もっと自分を信じること。と、新年早々、宗教じみておりますが、いかんせん2011年は迷いの年でもあったので、今年は自分の信じたことを純粋に信じきってみようかなと。なんのこっちゃ、だとは思いますが、要はカンを鈍らせないこと。と同意味です。人の意見に耳を傾けないということではなく、中島みゆきさんも歌っていますが「おまえが消えてよろこぶヤツにおまえのオールを任せるな」。的な意図で。
なんかエグイいですが、なんかここ1,2年、自分のペースで仕事ができていなくて、私自身もガタガタなので、その立て直しもふくめ……ですね。そのための勉強も強化していく1年にしたいと思っております。
それに・・・・
昨年は大変不義理した年でしたので、今年はたくさんのかたとよく食べ、飲み、笑いたいです。
って結局ソコかよ!
みなさま、今年もこんな感じですが、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:年末のコミックマーケットもおかげ様でたくさんのお客様にあそびに来ていただき、盛況でございました。
私個人としても、いろいろ勉強になることがあり、とてもよい経験をさせていただきました。
ドラマCDのレコーディング作業
12月 25th
2011年もあとわずかです。
忘年会ラッシュもおちつき、仕事納めまであと数日となりました。
今年の年末は仕事しない方向で考えていたのですが、コミックマーケットというオタクの祭典的なイベント参加が決定したため、31日まで仕事とあいなりました。
ということで、12月29日~30日、東京ビッグサイト企業ブースにてお待ちしております。お時間あるかた、仕事で会場に行かれていらっしゃるかた、ぜひご一報くださいませ!
詳細はこちら→浮雲亭物語オフィシャルサイト
今年もいろいろありましたが、初体験ということで言えば、音楽CDではないレコーディングに立ち会ったことが大きいですね。機材もなにもかも音楽とは違っていて(まず、楽器がない(笑)、アンプもない)、卓も全く違うモノでした。
レコーディング? ではなく“収録”というキーワードだったのも新鮮でした。何度も“レコーディング”って言ってしまって、気まずかったです。クセですね(苦笑)。
余談ですがこの時に使われていた「収録」って単語はもともとテレビ、というか放送業界用語なので、ドラマCDのコンテンツビジネスはアニメ業界から派生した商業なので、業界の慣習も電波に倣っているのでしょうね。いや、あくまでも個人的予測ですが。
この作品を作るにあたり、キャストさんはもちろんですが、スタッフもガチで挑みました。プロ同士でがっぷり四つに組み、雑誌とか広告の手法をたくさん取り入れながら取り組んでいたのですが、正直、この手のファンのかたにその手法が受け入れられるのかの部分は、本当にリリースするまでわかりませんでした。ですので、私たちの中ではとても勉強になりました。中でも今までターゲットとして設定してきた読者層やコンシューマー層とはやはり全く異なるリアクションが得られたことは大きかったです。やはり独特のマーケティング手法があるんですよね。
どの世界にも“プロ”と呼ばれる人たちがいて、その志に触れられるというのは、この仕事をしている醍醐味とも言えるでしょう。
とても印象的だったエピソードとして、キャストのおひとりがおっしゃっていた「自分がしゃべったあとに、この音でくるか? 的な台詞オンチってあるんだよ」。というキーワードは目からウロコでした。
やはり声も、音のひとつ。ピッチ(とは言わないか・・・)も大事な要素なのだなと。いや、こう聞くとあたりまえの要素なのですが、普段意識していない部分ですからね。素人は。またコンテンツの楽しみ方の幅がひとつ増えました。
ということで、いよいよ元旦のリリースを持って、『浮雲亭物語』シリーズも完結です。前述のコミックマーケットで手売もします。よろしく。
※母親に年末CDを手売りすると伝えたら、「そんなに売れてないの?」と心配されました(笑)。
名誉のために言いますが、そんなことはございませんよ。えぇ。
来年度のお話
12月 11th
先日、ボスと自分の部署の来年の事業計画と、スタッフと自分の目標管理設定シートのミィーティング。
毎度、これは緊張します。
比較的、現在お世話になっている会社のボスは、「いいよ。やれば」の見守り系なため、個人的プレッシャーがハンパなくて、新規事業の提案や、業務の方向性を決定する際などはいつも、気合が必要。
正直、ひとつひとつダメ出しされて指摘受けるほうがどんなに楽か。
しかし、いつからかそんな時期はとうの昔に過ぎ、求められるのは結果。
でも、コレ、実はフリーのときとあまり変わりなくて、すべてのお仕事はワンチャンス。
そこでいい仕事をしなければ、次にお声はかからない。
というわけで、来年の方向性が個人的なものから、公のものに変わりました。
あとは遂行するのみです。
【お知らせ】
年末に行われるオタクの祭典(笑)、コミックマーケット81に出展が決まりました。
お時間あるかた(苦笑)、12月29日、30日、31日と、ビッグサイトにあそびにきてくださいませ。
私に逢えます。いよいよ顔出しします(笑)。
THE BAWDIES NIGHT!
12月 4th
インディーズ時代からのご縁で遊びに行って来ました。THE BAWDIES in BUDOKAN.
実はオフィシャルホームページも作らせてもらっております。→THE BAWDIES official website
そんなお付き合いでございます。
今でも、彼らの音を初めて聴いたときの衝撃は忘れられません。
どうしてもこのような仕事をしていると、やはりどこかで音楽そのものを客観的に聴いているところがあり、【楽しい】【カッコイイ】という感覚に説明、理由をつけてしまうのです。たしかに、それら(なんで楽しいと感じるのか、カッコイイと感じるのか)にはちゃんと説明できる理由があるので、当然といえばそうかもしれませんが、“いち音楽ファンとして”という意味あいが、中高生の頃とはずいぶん違ってきています。
そいう環境下の中で、彼らの音楽と出会い、私は1曲でファンになりました。
すぐに取材のオファーをさせていただき、取材させてもらったことがもうずいぶん前のような気がしますが、たかが4,5年くらい前のことなんですよねぇ。月日が流れるのはほんとに早いなぁ。
公演後の楽屋で代表のYさんが言っていました。「次はAXをいっぱいにしよう」「次はZEPPをいっぱいにしよう」ひとつひとつ、全力でやってきました。そして今回は「武道館をいっぱいにしよう」。
私が見た時には、20人くらいのお客さんの前のときもあったので、本当に少しずつ少しずつ確実に武道館まで来たというイメージがあって、だからこそ、このYさんの言葉は染みました。
バンドとYさん。ずっと二人三脚でやってきたお姿を観てきたので、この言葉に込められた思いを公演後にYさんから聞くということに、個人的には思うところがありました……。
今までご縁があっていろいろなバンドさん、ミュージシャンのかたとお仕事させていただいてきましたが、先日といい今回といい、特にお付き合いが深いバンドが大きく、というかたくさんの人から愛される音楽をやっている様子を間近で見られるのは、なんとも言えず感激&嬉しいものです。
THE BAWDIESにとっては、またここから新しいストーリーが始まっていくでしょう。とても楽しみです。
本当におめでとう!
時代は確実に
11月 23rd
11月は、某知りあいのバンドが2組も、“初”武道館公演を行います。
個人的な感想でもうしわけございませんが、感慨深いものです。
そのうち、1組が先日公演を行ったので、お邪魔させていただきました。
板の上に登場してきた彼らたちを観て、正直感動すら覚えました。もうこの辺が歳です(笑)。
バンド自身が、2時間という長尺のライブを経験したことがないというにも関わらず、この公演をやりきったところに、ハートの強さがうかがい知れます。今っぽいね。
アクトは会場全員をHAPPYにする、まさに「FANTASY NIGHT」でした。
とても素晴らしかったです。
演出も非常に“今”を感じられるもので、確実に音楽の世界も次世代へのバトンが渡されているんだと実感した次第。
私のまわりにいらっしゃったファンのかたたちから、彼らが登場した瞬間から「やべぇ」とか「超ー緊張する」という声が漏れ聞こえ、全公演が終了したあとは、「すごいカッコよかった」「感動した」など、本当に感嘆の声しか聞こえてきませんでした。
この武道館ライブは満員御礼、立ち見まで出るほどの人気公演だったようで、あの日、あの会場にいたほとんどのかたが、幸せで満ち足りた気分のまま、会場を後にしたことでしょう。なにより、私自身がその空気があの場にあったことを体感しました。
音楽にしろ映画にしろ、文章にしろ、たくさんの人を感動させることができる何かをできる、成し得ることは、本当に素晴らしく尊いものですな。
クリスマスがやってきた、ヤァ!ヤァ!ヤァ!
11月 13th
街のイルミがすっかりクリスマスモード。
各コスメブランドでは、クリスマスコフレが並び、キラキラでございます。
楽しい季節ですわ。
そんな中、ちょいと気の利いたおもたせが必要になったので、なんとリニューアルした三越B2に初めて行きました!
をーー。テンションあがります。
このフロアもクリスマスモード。おもたせを買いに行ったにも関わらず、なぜか関係ないショコラとかクッキーとか・・・。
すべて「デセール・テ」のせいです。リニューアルしてから更に取り扱い紅茶ブランドが増えていて(セントクリストファーとか)、軽く小躍りしました。モチ、「ロイヤルブルーティー」もありました。※某サミットで有名なアレ。
ということで、マリアージュやらヒギンスやらと、いつものブランドのほかに、友人たちにも! と、調子に乗って買いすぎました。嗚呼、クリスマスの百貨店はやっぱりコワイ……。
そして、久しぶりにYさんと秘密会合を。
仕事のことやらなにやら。カウントダウンがらみの話題が出て、本当に今年ももうすぐ終わるのだなぁと、道すがら恐怖におののきました。コワイ。本当にコワイ。
ま、その前にクリスマスを楽しまねば!
追記:
そうそう。前回のエントリでちょっとニュアンスが異なっている表現があったので、訂正。
徒弟制度。
会社の場合、上司は選べない。自分自身に選択肢はないですが、師匠となる場合は、自分で選んでいる。でもだからこそ、そこに一切の言いわけは通用しない。という理屈がありましたね。
霜月に思うこと
11月 5th
今、タイトルに「しもつき」と入れたら、変換候補に「十一月」(※しかも漢字のほう!)が出てきた。ビックリ。
2010年もあと2ヶ月。早いものです。
今年は自分の中で誰と何を成し遂げたか――。改めて思い起こし、残り少ない今年と来年に向けた仕込みをしたいところ。
先日、某かたより面白い言葉を教えてもらいました。
「徒弟制度の中で、まず最初に教わるのは“理不尽”だ」
というもの。※細かいニュアンスは割愛
この話題をお酒を飲みながら友人にしたところ、二人で大きく盛り上がりました。
“あえて”の徒弟制度。時代に逆行するシステムかとは思いますが、どうせ仕事するなら“何をするか”ではなく、“誰とするか”に重きをおく働きかたもいいのでは? というものです。
属人的。。。と言う意味では、システマチック、パッケージ仕事、大企業、要は組織ではなかなか難しい発想だとは思いますが、カリスマ性のある人についていく。。。というのは、働くうえで、ものすごくシンプルな発想なんじゃないかな。
カメラマン、スタイリスト、デザイナー、漫画家、落語家、漫才師・・・・お師匠さんに惚れて惚れて、憧れて憧れて、弟子入りする。
会社で言うと上司? にあたるけれども、上司じゃない。あくまでも師匠。
師匠の言うことは・・・絶対。
それ(理不尽)を最初に教える。
徒弟制度の世界でなくとも、世の中は理不尽なことだらけ。それを一番に教えるというのは、理にかなっているなぁ。
「Macは道具なんだ」
10月 9th
10月5日、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなってしまいました。
彼については、もう言わずもがな。
彼が作った“Macintosh”というコンピューターは、私たちの業界の人たちに愛されている率が高いと感じます。かくいう私はWindows遣い。これはまた後で。
初めてMacに触れたのは、専門学生時代のDTPの授業で。
(見たのは、それよりも少し前で、知り合いがMacを買うということで、秋葉原に一緒に行ったときに初めて触りました)
当時は珍しく、バカ高かったMacが40台以上(もっとあったかな?)もあって(確かLC450あたりの機種だったと記憶している)、フォトショップやカラーマジシャンのアプリケーションの講義があったのですが、私は本当にまったく食指がうごかなくて、真面目に授業受けていませんでした。
現場ではまだレイアウト用紙でデザイン入稿が主流で、写真は紙やきかポジ、カラー修正も印刷所にフォトショップがあり、画像修正(レスポンスなど)が一箇所10万くらいしていた時代。
そんなとき、とある先輩が「コンピューターはあくまでも道具。今まで3時間かかっていたことを1時間でやれるだけ。考えるのは、結局自分の頭。Macが使える=デザインができる ってことじゃない」
と言いました。その先輩はかなりのMac使いで校内では1,2位を争うほどのグラフィッカーだったのですが、今でもその言葉がものすごく印象に残っています。※その先輩、ちなみに今は某有名グラフィック事務所の社長です。
私がWin遣いなのは、通信教育時代に食べていくために覚えたのがきっかけ。どうしてもMOTを取得したかったからで、おかげで以降はずっとWin派。
先輩のあの発言を聞いてから約20年経ち、私たちの現場もすっかりデジタル化されましたね。
写真は銀塩からデジタルになり、レイアウト用紙は姿を消し、反射原稿のみ先入稿という形式もなくなり、DTPが主流になりました。当時一箇所10万もしていた、肌のニキビ消しも、自分たちでできるようになりました。
でも、そうなった今だからこそ、私も、あのとき先輩が言っていたように、「コンピューターは道具にすぎない」ということを、ことさら強く感じていますね。使う人次第。ま、この話はまた別の機会に・・・。
しかし、“誰にでも簡単に使える”
そういうコンピューターを作ったのがApple社でしょう。
Apple社は本当に特定の人たちの生活の中になくてはならないといわせるほどのデバイスをいくつも産み出してきました。
個人的には、iMac登場のときが一番ワクワクしましたけど。
たくさんの人に愛されるモノを作れる人。それがスティーブ・ジョブズ氏でした。
亡くなったことはとても残念で、もう彼の製品発表会が見れないのか、と寂しい気持ちになりますが、これもまた歴史のひとつ。
たくさんの人が彼が残したものを使い、これからも私たちの生活がステキに豊かになる新しいものを産み出していくことを願ってやみません。もちろん、私達にもその責任のちょっとはのしかかっています。
ご冥福をお祈りします。



